





歯科で使用されるインプラントとは、何らかの原因で、在るべき歯がなくなった部位
のかみ合わせを補うために、顎の骨に埋め込まれた「人工の歯根」のことを指します。
その埋め込まれた人工歯根の上に、上部構造と呼ばれる見える部分の歯冠を装着
することにより、審美的にも機能的にも口腔内の状態を改善します。
インプラントとは?
治療までの流れ
インプラントの品質
アフターメンテナンス
まず、お口の中の状態を詳しく診査します。なぜインプラントが必要になった部位の
歯が無くなってしまったのかを判断し、その部位にインプラントの埋入処置を行うこ
とができるのかを診断します。その部位の骨の状態、神経までの距離や、糖尿病など
の全身状態によっては、すぐにはインプラント処置を行わず、インプラントが行える
環境に、まずは持っていく必要があることがあります。お口の中の状態、全身状態は
千差万別です。その方に応じた処置を行わないと、せっかく行ったインプラントが長
持ちしないものになってしまいます。
見た目がきれいで、しっかり噛めて、長持ちするインプラントが目標です。
インプラントは埋入した部位の骨と結合することにより、しっかりと噛むことができるようになります。当院では「安かろう、悪かろう」のインプラントではなく、費用的には上がりますが、長期的な予後に関しても安心できるものを使用しております。
骨の状況に応じて、アメリカ製のカルシテック、スイス製のストローマンを使い分けています。
インプラントを長持ちさせるために非常に重要なことが、定期的なメンテナンスです。
インプラントは人工物なので虫歯にはなりません。しかし、歯周病(歯槽膿漏)に対し
ては、その他の自分の歯と同じようにかかります。インプラントに限った事ではありま
せんが、定期的に検診を受けて頂くことで、歯茎、骨、噛み合わせに問題がないかを
確認します。食べ物や生活状態などで、お口の中の環境は驚くほど変化します。
発生した問題点を早期発見、早期治療することにより、長期的に安定した状態を維持
することができます。
インプラントは怖い、いつまで持つのか、など様々な不安があると思います。しっかり診査・診断を行い、適切な
処置やメンテナンスを行うことで、長期的にも安定して維持することができると思ってもらって大丈夫です。
どのような治療にもメリットとデメリットがあります。インプラントをお考えの方にも、インプラント以外の治療
方法も含めて説明しますので、よく考えて判断していただけたらと思います。

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